優利加さんのブログ

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日経平均、60日移動平均線を上抜けた

昨日の米国株式相場は小幅続伸した(DJIA +38.46 @26,504.00, NASDAQ +33.44 @7,987.32)。ドル円為替レートは107円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,259に対して、下落銘柄数は767となった。騰落レシオは101.35%。東証1部の売買代金は1兆7927億円。

TOPIX +5 @1,560
日経平均 +129円 @21,463円

事前の予想通り、FOMC後に公表した声明でFRBが利下げに踏み切ると示唆して米国株は続伸した。米国が利下げすれば中国の金融当局も利下げするだろうという思惑から上海株も上げた。これらが追い風となって、日本株全般も続伸した。他方、米長期金利が下がっており、日米金利差が縮小するため円買い・ドル売りが優勢となり、円高が進行した。これが自動車など輸出関連銘柄の売りにつながり、相場全体の上値を抑えた。日銀の金融政策決定会合では、現行の大規模金融緩和の維持を決めたが、株式相場の反応はほとんどなかった。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日、上向きの10日とほぼ水平の25日移動平均線がゴールデン・クロスした後、今日はさらに続伸してほぼ水平の60日移動平均線を上抜けた。同時に5月20日高値@21,430円も辛うじて超えた。大きな悪材料が出てこず、この水準が安定してくれば、次は3月4日高値@21,860円が上値抵抗線として意識される。これは5月8に空けた窓を埋めることにもなる。

33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、証券(2位)、水産・農林(3位)、精密機器(4位)、不動産(5位)となった。

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