ゆうちょ銀行は、不適切な手続きで高齢者に投資信託を販売していた、と明らかにしたそうです。
233ある直営店のうち、約9割の店で社内ルールに抵触していたとみて実態を調査しているそうです。
ゆうちょ銀行によると、70歳以上の顧客には、勧誘する時に健康状態などを確認するルールになっているにもかかわらず、その段階を踏まずに申込時に確認を行っていたとのことです。
今年2月の社内アンケートでこうした実態が発覚し、同社は「社内ルールの徹底、順守に向けて引き続き努めていきたい」とコメントしたそうです。
日本郵政傘下のゆうちょ銀行は、日銀のマイナス金利政策で収益環境が悪化し、投資信託に力を入れており、2018年度の販売額は8910億円で、前年より約2割伸ばしたそうです。
ゆうちょ銀行だからこそお年寄りに信頼されているのでしょうから、ルールに則らないのはマズイですよね。
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