投資歴20年のmasaさんのブログ

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米国株には長期保有目的の資金流入か

情報誌に掲載されました
詳しい内容はHP上段に書いています。
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。

6月6日 木曜日

米国株について
ダウ平均は207ドル高の25539ドル。
前日の「解き放たれた強さ」が悪材料を吸収、午前中は150ドルほど上昇した水準を上値としながら揉み合いますが、午後は上放れ。高値揉み合いの後、最後は一段高となり207ドル高まで上げ幅を拡大させました。

〇主要3指数の動向
ダウ平均は0.82%高(207ドル高)、ナスダックは0.64%高、S&P500指数は0.82%高。3指数揃って続伸。

〇S&P500指数業種別動向
エネルギーのみ下落、他10業種全てが上昇しています。
上昇率の高い順
不動産、公益、情報技術、生活必需品、資本財、素材、ヘルスケア

〇ダウ構成銘柄の動向
24銘柄が上昇、 6銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
シスコシステムズ 2.86%高、マイクロソフト 2.17%高、P&G 1.96%高、ビザ 1.89%高、ウォルマート 1.81%高

下落率の高い順
ウォルグリーン 1.36%安、IBM 0.90%安、エクソンモービル 0.83%安、ゴールドマン・サックス 0.76%安、インテル 0.54%安

〇経済指標
・5月のADP雇用統計は、民間部門雇用者数が2万7000人増になりました。
前月の改定値27万1000人増から激減。市場予想の18万人増も大きく下回っています。一時的な要因ともみられていますが、ネガティブサプライズ。

・5月のISM製造業景気指数は56.9になりました。
こちらは、4月の55.5から上昇、市場予想も上回っています。

〇地区連銀経済報告(ベージュブック)
12地区のほぼ全てで、経済活動の拡大が示されました。
貿易摩擦による影響を懸念する地区もあったようですが、FRBの判断は「全般的に緩慢なペース」として、前回の表現より良くなりました。

こちらは景気悪化懸念を和らげる良い内容。貿易摩擦による影響は不透明ですが、景気の拡大を裏付けるもので買い材料になったと考えています。

〇値ごろ感からの買戻し
前日の「解き放たれた強さ」が持続。短期暴落で悪材料に対する耐性がついたといいますか、値ごろ感から「安値を拾っておきたい」と考える投資家とAIが増えている印象です。僅か10日ほどで1000ドルも下げましたから、「持たざるリスク」を感じている機関投資家も増えているのではないかと。個人と違い、他人のお金を預かって運用している機関投資家は、戻りに乗せられないと責任問題となります。

雇用者数の激減は、本来なら売り材料。
2010年3月以来、最大の減少幅。これはネガティブサプライズで、需給関係と弱気派が増えている時なら多くの売りが出て、株価も大きく下げたかもしれません。しかし、相場は買い先行。買戻しの強さが際立つ1日でした。

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