若い頃、パチンコやスロットに嵌まっていたことがあった。
それなりに研究して真面目にハマっていたのだが、どーやってもチャラか、やや負けという戦績だった。
それに比べると、日経平均先物ですった金額は、相当に大きなものに感じられる。ましてや、こんなデフレな時代に大事な金を・・・。副島先生と同じように感じるのだった。
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「聞いてよ、ウチのお客さんが、株で2億円・・・」
スナック門のママが、開口一番いうのだった。
「えー、2億円も勝った人がいるの?」
驚いていると、「逆だってばさ」とママがささやいた。
漫画家の西原理恵子も、為替で2億円負けたんだとオイラは言ってみた。
競馬評論家で有名だった故人も「僕はウマで2億円負けました」という話をしようと思ったが、名前を失念していわなんでおいた。
「あっ、そう。でもまだあんのよ。今度は6億円!」
「えー、今度は勝っちゃった人の話?」
ボビー・オロゴンなんじゃなかろうかと思って、勇んで訊いてみたら、
「それも、すっちゃったって話なの・・・」とママはささやくのだった。
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5/22(水)、TV東京「WBS」を視ていたら、
元村上ファンドの村上さんが、ネットメインな高校で教鞭を振るっていた。
「僕はね、日本郵船の株でね、100億円負けちゃったんだよね」
オイラのすった金額が、いかに小さいものなのか実感している。
いやむしろ、パチンコ・スロットと同じく、オイラは日経平均先物でも
そんなにヘタじゃないんじゃなかろうかなどと、思ったりもする。
・・・気のせいだが。