眼鏡市場にて

[元祖SHINSHINさん]

オイラの性格上、コンタクトなんぞ面倒でムリ。

ずっと眼鏡で通している。

このあいだの自動車免許更新の前に、

視力検査をパスすべく職場近所の眼鏡市場へ行ってきた。

視力を1．0程度にしようと思っていたら、

ベテラン店員から「あなたの年齢では、もうそれはムリ」などと言われるではないか。

理由を訊くと、視力を上げると近くが見えず、視力を下げると遠くが見えないという年齢的に微妙な環境であるからして、遠近両用でないと「もうムリ」という。イエスというより他に選択肢はなかった。

しかし、遠近両用というのは慣れてしまうと、大変に便利だ。

遠くを見るときに、つい上目遣いになる過去の上司を思い出したが、

レンズを小さくしたため、そういった動作も生じていない。

というわけで、レンズを小さくする目的もあって、

オイラは笑福亭鶴瓶みたいな眼鏡にしたのだった。

以前に眼鏡をこしらえたときは別のところで7万円ほどしたとおもうのだが、

眼鏡市場だと、今では3万円でお釣りが来てしまう。

嬉しいのだが、それだけデフレが進んでいる証左にも思われた。

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掛け捨てとは知らず保険で損をしたとお怒りな副島先生も、

その支払ってしまった総額を振り返って、

「こんなデフレな時に、大事な金を捨ててしまった」と悔いていたので、

今もってデフレと言い切ってしまってイイと思われる。