優利加さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1198件目 / 全3084件次へ »
ブログ

米中貿易交渉の結果次第ではさらに下振れする可能性も

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +2.24 @25,967.33, NASDAQ -20.44 @7,943.32)。ドル円為替レートは109円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が282に対して、下落銘銘柄数は1,819となった。騰落レシオは78.98%。東証1部の売買代金は2兆8655億円。

TOPIX -22 @1,551
日経平均 -200円 @21,402円

トランプ米大統領が8日、2千億ドル(約22兆円)分の中国製品に対する制裁関税を10日に現在の10%から25%に引き上げる方針を巡り、「中国が約束を破ったからだ」と批判した。米中対立の深刻化が懸念され、日本株全般は今日も続落した。また、円相場も一時1ドル=109円台後半と、約1ヶ月ぶりの円高水準となったことも株式相場の下げ要因となった。さらに、米国はイランに対しても追加制裁を発表し、地政学リスクが意識された。本日までに、日経平均は令和に入って3日で856円下げた。

日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線は下向きに変わり、25日移動平均線はほぼ横向きとなり、株価は上向きの60日移動平均線の下に潜り込んだ。こうなってくると下値支持線として意識されるのは21,000円だろう。米中貿易交渉の結果次第ではさらに下振れする可能性もあるし、土壇場で交渉成立なら急反発もある。

33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、水産・農林(1位)、電気・ガス(2位)、海運(3位)、建設(4位)、パルプ・紙(5位)となった。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。