TOPIX -2 @1,618
日経平均 -49円 @22,259円
フィラデルフィア半導体指数(SOX)が下落した一方、インテルは売上高予想を下方修正したため、時間外取引で大幅安となった。これを受けて、東京市場でも半導体株が売り優勢となった。日経平均は一時200円超下げる場面もあったが、切り返して陽線で終えた。
日経平均の日足チャートで現状認識をしてみよう。4月15日に値が切り上がって以来横ばいが続いている。上に行きたいのだが下に引っ張る力を振り切れず保ち合いとなっている。今日は大きく下げて始まったが切り返して陽線で終え、辛うじて上向きの10日移動平均線の上にある。その下は上向きの25日移動平均線、さらにその下は上向きの60日移動が続いている。株価サイクル3(着実な上昇局面)である。10連休を目前にとりあえず手仕舞い売りしたという感じである。
A株はザラ場で年初来高値を更新したが陰線で下げ、「被せ線」となった。これも10連休前の利益確定売りが優勢となった。連休明けがどうなるか見ものである。
33業種中21業種が下げた。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、金属製品(2位)、石油・石炭(3位)、倉庫・運輸(4位)、鉄鋼(5位)となった。