TOPIX -1 @1,626
日経平均 +53円 @22,222円
米国株が小幅安となり、材料不足からTOPIXは小幅安となったが、日経平均は続伸した。日経平均は4日続伸となり、連日で年初来高値を更新した。ただ、ファーストリテイリング、KDDI、ソフトバンクグループの3銘柄だけで日経平均を98円押し上げた。これらの銘柄はPBRが高い銘柄(日経平均=1.14倍と比べ)が、それでも買われる。
日経平均の日足チャートを見ると、下から順番に、上向きも60日移動平均線、上向きの25日移動平均線、上向きの10日移動平均線ときれいに揃っている。株価は10日移動平均線の上で推移しており、さらに、昨日、上放れして陽線で終わり、本日も陽線で高値を更新している。「上放れ並び赤」の変形である。上放れ並び赤が出ると、その後はジリ高になりやすい。大きな悪材料が飛び出してこなければ、しばらく強含みの展開となると見るが、果たして定石通りの動きとなるかどうか。
33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、パルプ・紙(1位)、鉱業(2位)、電気・ガス(3位)、石油・石炭(4位)、卸売り(5位)となった。