*飯沼勲「裁判長。もし仮に天皇陛下が戦場(いくさば)で、腹をへらされたとします。」
裁判長「それで・・・・。飯沼、続けてみよ。」
飯沼勲「われら草莽は、赤心をもって飯を炊きます。そして握り飯を握ります。」
「陛下が、それをお召し上がりになったら、われらは、草莽の身のうゑで、畏れ多きことをしたと腹を切ります。」
「また陛下が御不興を示され、握り飯をポイとお捨てになられたら、われらは不忠を愧じて急ぎ腹を切ります。」
裁判長「・・・・・・・・・・・・・・・(沈黙)」
出所:小説『豊饒の海』三島由紀夫作
うゑは、少年右翼飯沼と東京地裁裁判長との忠義をめぐるやりとり。
なぁ~んだ。どっちに転んでもハラキリぢゃなひか。
昭和の御世の、いはゆる戦無派のボクには、ヒジョーに不合理な世界に思えた。
しかし、戦前派や戦中派には、けっこう納得いき得心もできる話らしひ。
*飯沼勲・・・・「豊饒の海(第1巻奔馬)」の主人公。18歳の少年右翼。
飯島勲氏は、元外務省官僚。外交評論家。お間違えなさらぬやふ。
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う~ん、昨日から、まるでてんで動かなひ。
ドル円なんどは、1日かけて20銭しか動かなひ。