故障して1年放置した太陽光の修理劇

元祖SHINSHINさん
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オイラが太陽光パネルを設置したときは、寿命は十数年だろうと目されていた。その通り、設置してから15年後に、ほとんど発電しなくなってしまった。電力売価もかなり安くなった折、もう修理することもないだろうと考えるようになっていた。

しかし、エスバイエルから山田ホームズに変わったリフォーム担当者に尋ねると、パネル自体の寿命はもっと長く、おそらく室内に設置されている基板が故障しているのではないかという。仮に室内のインバータ全体を交換することになったとしても、十数万円で収まるという。

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キッチンの電灯が急につかなくなったことがあった。
近隣のケーズデンキに依頼して、点検してもらったところ、配電盤からキッチン周りにかけての電気系統にトラブルがある可能性があるという。不思議なことに、ケーズデンキの人が来た途端、キッチンの電灯は復活し、半年以上経った今でも健在。

別途、東京電力から点検のお知らせが来た。その際に、漏電がないか調べてもらったが、問題ないという。電気代が異様に高くなっていたので、どこか漏電でもしているのではないかと疑ったからだ。しかし、東電によると、漏電というのは発生した途端にブレーカが落ちるようになっているのだから、知らないうちに漏電するという現象はありえないという。

ひょっとして、家の外にあるコンセントから、誰かが電力を盗んでいるのかもしれないなどと夢想するも、とにかくこの高い電気代をなんとかしないといけないと、強く思うようになる。大御所が入院していて日中誰もいないのに、なんで電気代が月に3万円を超すのだろう?

それに、修理費用がたいして高くないのなら、修理してしまって少しでも電気代を取り戻した方が、今となっては徳なのだった。

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山田ホームズのリフォーム担当に連絡し、故障箇所の特定をお願いすることにした。太陽光パネルは三菱電機だったので、その担当者が4/6の朝、訪問してきた。故障箇所はすぐに判明し、室内インバータ内部のセンサー故障だとわかった。センサー交換だけだと3万円程度だというので、交換を即決した。結局、出張費込みで総額35,964円ポッキリだった。

交換後、太陽光パネルが動いていることを示す数値が故障前の12倍の大きさになって、正常に稼働するようになっていることがわかった。

オイラが太陽光パネルを設置したときは、費用のことより損してもオモロイからやってみたいというのが動機だった。行きつけの寿司屋で知り合いになった不動産店長のYさんからは、そんなバカなことはやめとけと言われたのが懐かしい。しかし、数年後、そのYさんの手がける建売住宅が太陽光パネルを標準設置するという話を聴いて、笑ってしまった。

結局、あの当時、やっても設備費用すらペイできないと思われていた太陽光パネルは、パネル自体の思わぬ長寿が判明しだして、途中、インバータ関連の修理が入っても、長いこと稼働してくれるというのなら、ペイできる見込みになってくる。また、その間に太陽光パネルの熱交換率が向上したり、蓄電装置が進化するなどすれば、今度はそうした仕組みに投資しないと損という風潮になってくる。

さて果て、オイラの設置したロートル太陽光パネルは、あと何年動いてくれるだろうか?




2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
一番古い型の寿命が思いのほか永いのならば、最新型パネルの長寿はどこまでなのか知りたいところです。
こんにちわ、まだまだ行けそうな、手応えでは??むふふ、ですね。
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