TOPIX -2 @1,620
日経平均 +12円 @21,725円
フィラデルフィア半導体指数(SOX)が過去最高を更新したことで、米国市場ではハイテク株が大きく上げた。東京市場でも、半導体関連や電子部品などの銘柄上げた。ただ、日経平均は前日までの3日間で500円超上げたので、短期的な過熱感から利益確定売りも出やすい。
4月27日から始まる10連休に注目が集まっている。連休中に米連邦公開市場委員会(FOMC)、4月の米雇用統計など重要なイベントがある。連休中であるため、海外の株式市場が大きく動いても日本株は取引できない。したがって、ポジションを縮小しておこうという動きが予想される。
日経平均の日足チャートを見ると、60日移動平均線は上向き、10日及び25日移動平均線はほぼ水平で且つ、収斂しておりエネルギーが蓄積されている。保ち合いを放れるときは動きが速くなりそうである。さらに注目すべきは、昨年12月26日安値と3月11日安値を結んだ上昇トレンドライン上に戻ってきたということである。
33業種中21業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、パルプ・紙(2位)、陸運(3位)、電気・ガス(4位)、医薬品(5位)となった。