米国債10年物

3月29日の日経平均は21205.81+172.05 で終わった。 200日線の下25日線の下 75日線の上だが5日線のすぐ上にある 。一目均衡表上では雲の上だが基準線転換線の下パラボリック は下降、 MACD はゼロラインを割っている。 週足では雲の下基準線の下転換線の上パラボリックは上昇で MACD はプラスだが頭を打っている。 月足では基準線の下転換線の上だがパラボリックは下降 MACD はマイナスでシグナルもマイナスに向かっている。 というわけで長期的にはやはり下降トレンド、 中期的には 戻しの上昇局面にあるが 基準線に届いていないので 自律反発の域を出ていない、 短期的にも基準線の下パラボリックも下降で MACD もマイナスなので下降局面にあると言うべきであろう


しかし今回とりわけ注目すべきは米国債の10年物の金利である。日脚で見ると 転換線基準線の下で雲の下 MACD はマイナスを深掘りしている状況だ 。週足でも 転換線の下基準線の下雲の下で大きく 陰線を引いている。 月足でも大きく基準線を割り込み転換線はデッドクロスの勢いで MACD も完全にピークを打った 。米国債10年物は政府や FRB が操作できるものではなくアメリカの長期的な経済成長の可能性を表すと言われている指標である。これが月足週足日足とも明らかに下降トレンドに入っているということはアメリカの景気が下降局面に入ったことを如実に示すものである。この10年物国債の動きに比べてニューヨークダウも日経平均もあるいはドル円も未だにアメリカ景気に対して楽観的すぎるようだ。アメリカ政府のPKOが聞いていると思われるが、長期的な景気が下向きなら結局は株価に反映されると思われ、この修正はいつか近日中にも起こるのではないかと思われる。


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