TOPIX +9 @1,592
日経平均 +172 @21,206円
米国株高と円安を受けて、TOPIXも日経平均も反発した。米中の閣僚級貿易協議が再開されたことで、交渉の進展が期待された。上海株が大幅上昇し、円相場は円安方向へ動いたことも株式相場を支えた。ただ、3月31日には中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表を控えて、積極的に売買する雰囲気ではなかった。
日経平均の日足チャートを見ると、ほぼ横向きの10日及び25日移動平均線の下に沈み込んだが、やや上向きとなった60日移動平均線の上を維持している。3月4日以降の動きはざっくりと、21,000円の下値支持線と22,000円の上値抵抗線の間を上げ下げしながら推移している。やがてこのレンジ相場を放れて上下どちらかに動くが、今、どちらへ動くかは分からない。
33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、医薬品(1位)、食料品(2位)、海運(3位)、倉庫・運輸(4位)、情報・通信(5位)となった。