小督さんのブログ
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雛人形特別展示展 at KHギャラリー芦屋
コシノヒロコさんが所有する、雛人形を鑑賞してきました
玄関入ってすぐ右側に7段飾りの雛人形が据えられており、
その存在感に思わず圧倒されました
聞くところによると、この雛人形は明治時代後期に料亭吉兆の創業者である、
湯木貞一氏の生家で飾られていたそうです
京阪神では「御殿飾り」は明治・大正の頃までは一般的であったものの、
お人形からお道具に至るまで、丁寧な仕上がりとなっており、
旧小篠邸である、KHギャラリーは安藤忠雄氏の設計により、
1981年に竣工され、敷地面積は1,141㎡(350坪)だそうです
玄関入ってすぐ右側に7段飾りの雛人形が据えられており、
その存在感に思わず圧倒されました
聞くところによると、この雛人形は明治時代後期に
湯木貞一氏の生家で飾られていたそうです
私が一番興味を持ったのは、男雛と女雛が御殿の中に飾る、「御殿飾り」。
この御殿だけでも、かなり手の込んだ作りとなっていました
昭和30年代後半頃から衰退したそうです。
おそらく、住宅事情に合わせて、お雛さま飾りも変化したと思われますが、
私の雛人形も同じく7段飾りでしたが、内裏雛の後ろは金屏風でした
お人形からお道具に至るまで、丁寧な仕上がりとなっており、
茶道具を見ると、お茶碗やお棗はもちろんのこと、
袱紗や茶杓まで用意されていました
お雛さまは単なる子供のイベントだけではなく、職人さんたちが腕を磨きあい、
技術を発表する場だったのでしょうね
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KHギャラリーでは写真撮影は可能でしたが、今も昔も、
やんごとなきお雛さまを人目にさらすのは憚れるようです
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拝見致しました。
由緒ありそうな、雛ですね。
我が家では、子供が、嫁に行った後、「しまいっぱなし」になっております。
我が家では、何だか、雛さまが、かわいそうです。
これも、月日の移り変わりかと、思います。
こんばんは
写真ではわかりにくいのですが、御殿の建具?にも細やかな絵が描かれており、
至る所で職人技が光っていました
私のお雛さまは祖母からの贈り物で、
私も、お雛様久しぶりにみました。
御殿飾りも何十年ぶりに見せてもらえました。
なかなか趣きありの作品ですね。
お金かけたリッチなかんじのお雛様ですね。
こんばんは
仰る通り、現在の私たちにも何か通じるお顔立ちをされていますね
御殿飾りは西日本での飾りつけみたいです。
それも、昭和30年後半くらいまでとのことですから、
私たちの生まれた頃には、御殿まで用意される家は少なかったでしょうね
やはり7段飾りは迫力がありますね。
あずささんのお雛さまは、
男雛は向かって左、女雛は向かって右に据えられるのでしたね
こんばんは
今までに歴史もののお雛さまを拝見したことがありますが、
これほど綺麗な状態で残っているのは珍しいと思いました