優利加さんのブログ

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陰線が2日連続した:翌日以降はしばらく調整しやすい

昨日の米国株式相場は小幅続伸した(DJIA +60.14 @26,091.95, NASDAQ +26.92 @7,554.46)。ドル円為替レートは110円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が768に対して、下落銘柄数は1,250となった。騰落レシオは105.25%。東証1部の売買代金は1兆8969億円。

TOPIX -4 @1,617
日経平均 - 79円 @21,449円

米国による対中関税の引き上げ延期を好感して日本株全般は上げて始まったが、戻り売りに押されてTOPIXも日経平均も小幅反落した。日経平均は前場、一時21,610まで上げる場面があったが、インド空軍機がパキンスタン領に侵入して空爆したとの報道も株価のマイナス材料となった。

現状は新高値を取りに行く上昇相場の途中なのか、戻り相場の途中なのかという認識がとても重要である。前者であれば、今買っても十分間に合う。後者であれば、今買ったのでは遅い。むしろ売り場探しとなる。勢いに乗れば半値戻しくらいはあると思うが、私の現在のスタンスは後者である。日経平均でで見て、半値戻し、つまり、21,700円くらいまで上げると戻り売り圧力がさらに強まるのではないだろうか?高止まる減価償却費と増加する人件費が主な理由で、上場企業の今期業績見通しは増収減益である。よほど強力な買い材料が出てこないと、新高値を取りに行く相場にはならないだろう。

日経平均の日足チャートを見ると、昨年7月5日安値が上値抵抗線のように上がってきた日経平均の頭を抑えている。かなり戻ってきたところで陰線が2日連続したので、翌日以降はしばらく調整しやすい。もし、調整した場合、上向きの10日移動平均線を下抜けずに推移できるかどうかに注目したい。

33業種中23業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、石油・石炭(2位)、保険(3位)、電気機器(4位)、繊維製品(5位)となった。

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