統計不正の問題ですが、
分析を生業としている身としては、看過できない問題だなと思っています。
実際、賃金が上昇しているという実感がないのに、
政府が公表する指標は、上昇している・改善しているというもの。
おかしいなと思っていたら、やっぱりウソだった。
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安倍政権になって株価は上昇したけれど、
その根拠となる実体経済の改善は、ウソでした。
少なくとも、賃金、家計に関する統計は、
全く信用できない。
これじゃー日本も中国も変わりがないね。
大本営発表の時代から何も変わっていない。
嘘も方便というけれど、
日本には、貧しい人が溢れている。
そんな現実に目を背けて、臭いものには蓋をする。
日本における貧富の差の拡大は、
大問題であるのに、何ら有効な対策が取られない。
その一因に、この統計のウソがなっている。
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もっと現実を直視しよう。
景気は全然良くなってないし、我々の生活は苦しくなっている。
賃金が上がらないから、株式投資による収入で補おうとしているけど
余計な不安が増えてしまっている。
まっとうな仕事をし、正当な報酬を得て、安定した生活をする。
ただそれだけで、本来は十分なのだ。
労働者の賃金が不当に搾取されている。
だから賃金が上がらない。
こんな状況で消費税を増税しようとするのは間違っている。
そんなことをして喜ぶのは役人くらいだ。
統計不正も、消費税の増税も、役人の私利私欲のため、
保身のために行われようとしている。
この統計の不正は、消費税増税の、数少ない論拠である景気の回復を否定するものである。
にもかかわらず、消費税の増税を強行するのは、
もはや大義名分は一切なく、役人や政治家の保身や私利私欲の為であり、
断固として反対するべきなのである。
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それにしても、役人どものモラルの低下は目に余るものがある、
役人の怠慢のために、いかに多くの命が失われているか。
センセーショナルに報道されているものは、氷山の一角に過ぎない
ということを、つまびらかに明らかにし、
怠慢な役人には厳罰を科すべきだろう。