TOPIX -11 @1,556
日経平均 -125円 @20,649円
先週末比で円高となったこと受けて、日本株全般は売り優勢となった。FRBが保有資産の縮小を早期に打ち止めるとの報道があり、米金融政策の正常化ペースが穏やかになるとの見方が広がった。つまり、米利上げペースが落ちるとの思惑からドル安・円高となった。利上げしないのであれば、運用環境が改善しないとして、銀行株や保険株が下げた。
日経平均の日足チャートを見ると、上向きの10日移動平均線の上で株価は推移している。目先の上値抵抗線は21,000円である。このまま上向きの10日移動平均線の上を滑り上がるように上昇すれば、今週末までには21,000円の上値抵抗線とぶつかりそうだが、その前に何か悪い材料が湧き出してきて失速することもありうる。
33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、電気・ガス(1位)、その他製品(2位)、その他金融(3位)、海運(4位)、建設(5位)となった。