TOPIX +5 @1,543
日経平均 -40円 @20,402円
TOPIXは小幅高となったが、日経平均は小幅安となった。米国の自動車関税に対する警戒や米中貿易摩擦により中国ハイテク企業の投資需要減退が懸念されている。「米上院議員が自動車の追加関税について「トランプ大統領は導入に傾いている」と明かした」と報道された。また、「米連邦捜査官が米国との取引先から企業秘密を盗んだとしてファーウェイと捜査している」とも報道された。米金融機関の好決算を手がかりとした前日の米株高を受けて、本日の日本株は買いが先行したが、主力の自動車や医薬品などで売りが優勢となると、日経平均は一時、100円超の下げとなった。
ばら積み船の総合的な値動きを示すパルチック海運指数(1985年=1000)は1月16日に1055と、前年末比で17%下げた。これは世界景気が減速していることを暗示している。
現在の日経平均の株価サイクルは1(下げ止まりから反発初動)であり、10日移動平均線は上向きでり、25日移動平均線はまだ下向きである。上に行こうとする株価を下向きの25日移動平均線がその頭を抑え付ける上値抵抗線になっている。
33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、証券(2位)、その他製品(3位)、その他金融(4位)、保険(5位)となった。