優利加さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1270件目 / 全3083件次へ »
ブログ

日経平均、10日移動平均線は上向きに転じた

昨日の米国株は下落した(DJIA -86.11 @23,909.84, NASDAQ -65.56 @6,905.92)。ドル円為替レートは108円台後半の先週末比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,479に対して、下落銘柄数が577となった。騰落レシオは68.88%と70%を割り込んでおり、株式相場全体は当面の底値圏にある。東証1部の売買代金は2兆4613億円。

TOPIX +13 @1,543
日経平均 +196円 @20,555円

1月14日発表の2018年12月の中国貿易統計で、輸出・輸入ともに前年同月比でマイナスとなった。これを受けてTOPIXも日経平均の下げて始まったが、中国当局による経済テコ入れの政策期待が高まったことで、設備投資関連など中国景気の影響を受けやすい銘柄に買いが集まって相場全体を押し上げた。また、1ドル=108円台後半まで円安・ドル高が進み、輸出関連銘柄が買われた。

昨年12月25日には東証1部のPBRは1.05倍まで低下し、1倍割れが目前まで迫っていた。PBRの1倍割れが続くとすれば、それは赤字企業が続出することを意味するが、そんな状況にない。明らかに下げ過ぎである。さらに、騰落レシオは66.88%と70%を切っており、相場全体が底値圏に達したことを示している。日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線は上向きに転じ、株価はその上で推移している。1月8日以来、時の利は「買い」である。当面の上値抵抗線は10月26日安値@20,972円である。

33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、精密機器(1位)、機械(2位)、電気機器(3位)、その他製品(4位)、石油・石炭(5位)となった。


コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。