予感が当たるとき

元祖SHINSHINさん
元祖SHINSHINさん
なんとなく、スナック門にいかないとイケナイ、そんな気がして赴いた。
つい先日のことだった。

元パナソニックで液体の魔術師かつ盆栽の天才だった、アンザイさんが先にいた。少しばかり言葉を交わしていると、そう時間をおかずにナリアキさんがやって来た。今日は、なんとなく来てみたという。すでに酔っている。

オイラは、かねてから気になっていたことを確認するために、それとなく会話を誘導していった。ナリアキさんはM親分の舎弟で、M親分はいま、表の仕事をして名をはせているという。藤沢で片腕をなくし、すでに他界したムロイのサブちゃんとは、みんな同期だったという。

その表の世界で名をはせているということについて、オイラの推理していたことをぶつけてみた。完全にその通りだと、ナリアキさんは言った。

結局、こうして共謀罪は作られた。

オイラも舎弟にして欲しいと懇願したが、こっちの世界に来るんじゃないといって、頑として受け付けてくれない。

オイラのしてきたことが、なにひとつ無駄にならず心から感謝していると伝えて欲しいと、オイラは言った。











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