いよいよビル・マンションのバブル崩壊の始まりの音がする。
なに?とっくにしてたの。
ぼくのやふな地方都市のはじっこに住んでる男が、やふやく気付いたぐらひだから、不動産業界スズメは、とっくに気づいてゐるかもね。
そりゃ~あ、やれ世田谷にマンション建てた大手デベロッパーが、失敗したとか、三菱地所がマンションを建てたは良いが、ソンきりしたとかは、風の便りに聞いてますよ。
マンション・アパートのバブル崩壊を切実に感じるのは、それは昨年始まった金融庁の『不動産向け融資のモニタリング』。
とくに金融庁が注視してゐるのが、地方銀行のアパートローンへの過度の依存。
これはなぁ、ある事を想起させます。橋本政権下の不動産投資の『総量規制』。土地バブルの崩壊。
あぁ、宮沢蔵相は、なんてことしてくれたんだ。平成不況の始まり、始まり。
とも言えよう。
だけど地方都市・鹿児島市に住むボクには、このマンションの建築のラッシュには、驚かされる。
狸さんやキツネさん、ウサギさんやイノシシさん達が宴会開きさふな山の中に豪勢なワンルーム・マンションがあるよ。
そして、これには既視感(デジャ・ブ)あり。それは、14年前のロスアンゼルス郊外で、山の中にスペインの古城のやふな個人住宅やイタリア風大邸宅があった。
・・・・・・・・・ということは、この立ち並ぶマンションは、・・・・・・・・・ジャパニーズ・サブプライム・ローンだったのだー!
ラスト大家道 つづく