政策金利という名の処方箋

 
米FRBの政策金利ばかりがニュースに取り上げられますが、
各国の政策金利もその国々の事情に合わせて変更されています。
景気が過熱しつつあるなら上げ、落ち込んでいるなら下げる。
(インフレについてはここでは割愛!)
 
たとえば、イギリス。
EU離脱交渉でメイ首相が不信任投票がされるまでゴタゴタしていました。
しかし政策金利をみてみると、2年前(2016/12時点)の0.25%から現在時点では0.75%と、
0.5%上昇しています。
景気はすこしづつ回復しているとみることが出います。
 
EUの0%と比べると、わかりやすいですね。
(もっとも、EU内部での景気は国によってまちまちなのでしょうけれども)
 
そして、金利を上げているのはイギリス、アメリカだけではありません。
カナダも同様に、2年前の0.5%から、現在時点では1.75%と、
1.25%も上昇しています。
 
ただし、景気はうつろいやすきモノ。
政策金利の変更が早すぎたり、逆に遅すぎたりすることがあるのでご注意を。

 

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