TOPIX -15 @1,575
日経平均 -71円 @21,148円
TOPIXも日経平均も小幅続落した。引き続き米中貿易摩擦が引き金となる世界景気減速と英国のEU離脱を巡る混迷が株式相場の頭を抑えている。米ダウ工業株30種平均が急落したがその後切り返した。米中通商問題を巡る米中協議が進むとの思惑も出てきて、株価指数先物の買い戻しがあり、一時は前日比プラスとなる場面もあった。
日経平均は10月26日安値@20,972円目前まで下げた。この前後で下げ止まれば、「ダブルボトム」のフォーメーションで底値固めをして仕切り直しという見方ができる。しかし、もし、20,972円を明確に割り込むようなら、次の下げ止まりの目処が3月26日安値@20,347円に一段下がる。
33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、機械(3位)、パルプ・紙(4位)、金属製品(5位)となった。