東証大幅反落 3年3カ月ぶり安値、米株安で主力株に売り

kuma_kuroiwaさん
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 18日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落した。大引けは前日比260円49銭(2.22%)安の1万1489円30銭で、16日に付けた年初来安値(1万1609円)を2営業日ぶりに更新。2005年6月27日(1万1414円)以来、約3年3カ月ぶりの安値となった。米国の金融システム不安が収まらず17日の米国株式相場が急落したことを受け、東京市場ではみずほFGや三井住友FGといった大手銀行株やソニーやトヨタといった輸出関連株など主力株を中心に売りが優勢だった。
 後場に入ると、香港株式市場でハンセン指数が大幅下落したことなどを受け、日経平均は下げ幅が450円に迫るなど一段安となる場面があった。その後、米証券取引委員会(SEC)が新しい空売り規制を適用する18日の米国株式相場を見極めたいとの心理が強まり、短期的視点の参加者から持ち高を中立に戻すための買い戻しなどが入り下げ渋った。
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