成長を続ける孫の話の直後で恐縮ですが、社会の成長の話でございます。
ただし、文明の進化、科学の進歩、というのは必ずあるので、ここでは、経済成長のことだけ考えてみたいと思ったのです。
何も恐れるものがなかった昭和の高度成長。
いろんなものが成長するのが当然で、なんの疑いもなかった。
その後、成熟とバブルが一緒に来たよな、あ~めでたいな~、
からのぉ、急転直下。
平成前半の失われた何年とか呼ばれたころ、物が安いのはよいこと、と単純に思っていたが、デフレマインドの恐ろしさを知りましたね。
それらの反省からか、ゆるやかな成長、というのが好まれるようになった。
とにかく急激な成長は警戒して、スローライフという言葉も生まれた。
今でも、スローでよいのでは?と思うのだが、右肩上がりでないと具合が悪くなる年金制度のようなものがマルチ商法のような破綻がないように別の対策が必要、とか、老老介護だらけで誰も面倒を見れないような疲れた社会にならないようにするにはどしたらよいのでしょ、と懸念は尽きず。
難しいですね、そこそこの成長って。
やはりいろいろ頑張るためにはバブルとその後の崩壊の歴史は避けられないのでしょうか。