https://www.youtube.com/watch?v=Tofo7uGLDxk
これは、映画だから、出来ること。現実は、こんなことはできない。でも、言ってみたい。彼女との、別れの時、もしも彼女が涙を見せたら、「君の涙は、北極星だ。いつも、俺の真上で光っている。」と。
昔の映画だけれど、それなりに、面白い。何故か。映画の技術は、現代の方が、各段に優れている。なのに、なぜ、昔の映画なのに、印象が深いのか。
ストーリーの展開が、速い。目まぐるしく変化している。2時間弱の時間の中で、展開しているのだから、こうなるのだが、時間を圧縮すれば、大体の人生も、こうなるのだろう。
今、外は晩秋の、快晴である。桜の葉が、半分散り、それが何とも、風情ある。この秋の夕暮を静かに送れることは、幸せなんだろう。時間が止まったようだ。幸せとは、こんなことだろう。おいしいものを、食べ、贅沢なものを身に着けているのが、幸せとは限らない。こんな、静かな秋を、浴びることは、この上ない、安らぎの時間である。