あちこちでナショナリズムの嵐が。
これを戦争前の空気感に似ている、という説があるが、それについては、昔とはいろいろ環境が違うので物事をちゃんと見ないといけませんね。
でも、そのナショナリズムの前はなんだったのか?てぇーと、グローバリズムが世の中を席巻していた、てことになりますかね。
その弊害がナショナリズムを産んだのか?ということも考えないといけない。
さらに、その前に、日本はそもそもグローバリズムに適応していたのか?というのを考えてみた。
日本企業はあちこちの国に進出してビジネスをやっている。それはグローバル社会の1面でしょう。
かたや日本国内はどうか?
「まるどめ」という言葉があります。
まるでドメスティック、の略だけど、要はニッポンガラパゴスから脱していなかったのですね。
これを考えるきっかけになったのはゴーン氏の逮捕から。
本人にどれくらいの悪意があったのかは不明だけど、真因は日本の法整備の不備にあるかもですね。
日本で巨額の収入を得ている外人が累進課税の大きさになんとかしたい、と思った結果、という程度の浅いものだと思いますよ。その人がどれくらい悪い人かは分からないので、それは置いとくとしたら、やはり日本の税制や法律にグローバルというには未熟な面がある、というように理解しました。