楽天が来年10月に「十分低い料金で」携帯電話事業に参入を表明

[TAROSSAさん]

来年10月に携帯電話事業に参入する楽天の携帯電話事業子会社「楽天モバイルネットワーク」の山田善久社長は、参入時の通信料金について、「十分低い水準で出せると考えている」と述べ、値下げを表明している他社の料金水準を下回ることへの意欲を示したそうです。

携帯電話の基地局整備計画では、現状の第４世代（４Ｇ）移動通信方式の全国での整備を２年以上前倒ししたうえ次世代（５Ｇ）方式にも対応することで、平成32年春を目指す５Ｇの実用化に備えるようです。

楽天の新規参入で、既存の大手３社も通信料金の見直しを迫られており、ＮＴＴドコモは来春、現在よりも２～４割の値下げとなる新たな料金プランを提供すると表明し、利用者に１年あたり最大で４千億円を還元するとのことです。

山田氏は「他社が値下げをするからといって、自分たちも下げる必要はない（くらい低い水準）と考えている」と自信をのぞかせたそうです。

楽天は、４Ｇの基地局を平成38年３月までに全国に整備する予定で、将来的に４Ｇ基地局は５Ｇに移行することを見込んでおり、山田氏は「都市部では比較的密に整備する計画なので、（携帯電話事業）参入時に整備する４Ｇの基地局を５Ｇ対応にすれば、ある程度はカバーできる」と述べたそうです。

４Ｇの整備計画についても、「１年とか２年じゃなくて、もっと前倒ししたい」と意欲を見せたそうです。

大手３社とも値下げを表明しましたが、楽天はそれよりも低価格で採算が取れるんでしょうかね。

4755：950円、　9437：2,580.5円