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スルガ銀行の中間決算は不正融資で最大900億円の赤字へ
スルガ銀行の2018年9月中間決算の純損益が赤字に転落し、赤字幅は最大で900億円程度に上る見通しのようです。
審査書類の改ざんなど不正が横行していた投資用シェアハウス向け融資で、貸し倒れに備えた引当金を大幅に積み増すためのようです。
財務の健全性を示す自己資本比率は、国内営業の銀行に求められる水準の2倍に当たる8%台を確保できる見込みとのことです。
14日に発表する予定で、不正融資を見過ごしたとして、岡野光喜前会長ら旧経営陣に対し、同行は損害賠償を求めて提訴する方針のようです。
不正融資に絡む9月の第三者委員会報告は旧経営陣について、経営を任された取締役の責任を果たしていない善管注意義務違反を認定しており、金融機関では極めて異例の対応となるようです。
スルガ銀行は、4月に経営破綻したスマートデイズが運営していたシェアハウスの所有者らに購入費用を融資しており、3月末時点の融資残高は約2035億円に上り、2018年3月期までに引き当てた約420億円から損失見積額が大きく膨らむようです。
第三者委の報告を踏まえ、シェアハウス向け融資の返済状況の他、物件の賃料収入、空室率などを精査した結果、引当金の積み増しが必要だと判断したようです。
予想はされていたんでしょうが、かなり大きな影響ですね。
8358:510円
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関連銘柄:
スルガ銀行(8358)
貴重な情報、有難う、御座います。
金融機関で一番大事なこと、信用を失墜してしまったのだから、赤字当然といえますよね。
こじんてきには、静銀あたりに吸収合併されそうなきがしています。自力再建かなりきついとおもわれますから。