2018.11.07
カリスマとか、人気とかのトレーダーや、アナリストやらと、自分の見立てが合致することがある。そういう状態を喜んでいる人はかなりいるが、イタイ目を、何度も何度も何度も何度も見たあっちが断言しよう。その状態は、チョベリバ!!! だ。
あっちの師匠は、ブログを書いている。トレード講座の講義録も回ってくる。したらば、師匠の現状の見立てと、自分の見立てが、クリーンヒットするときがある。
ココロから、ココロから、『チョベリバ!!!!!』って叫んでいる。
チョベリバ、ちょーベリーバッドでんがな!!!! ってやつだ。
なんでか? その見立てに縛られるからだ。
自分だけの見立てなら、舌の根が乾かないうちから、口で言うのと逆方向にだって動く。正しいのは相場様で、自分の相場観など、ちゃけのサカナにもならんと、よくわかってっからだ。
ところがこれが、師匠の見立てと合致しちゃったり、自分が一目二目おいているトレーダーと合致しちゃったりすると、動くのが遅れるんだよね。
師匠がこう見立てたし、○○トレーダーがこう見立てたし、ちょっとしたブレだよこの動き、なんて、潜在意識に近いような深いところで、無意識レベルで思ってしまう。
切り遅れるだけでも最悪なのに、上乗せして、ロット上げちゃったりもしたんだよ。そういうのにかぎって、がっつりやられる。
相場様は行きたい方に行かれる。相場の見立てが能力者たちと合致するときは、ほとんどがブレの範囲内でロスカットになる。
だからって、短期トレーダーにとって、切るべき所で切らないなどあり得ない。たとえ一時的なぶれであっても切っていかないと、必ずしも一時的なぶれであるとは言い切れないのだ。
だって相場様は行きたい方向に行かれるんだから。
だれかの、特に、自分がリスペクトしている相手と相場の見立てが合ったら、それはよろこぶべき時では無く、全力で警戒すべき時だ。
切るべき所で必ず切ると自分にいいきかせ、自分のルール通りの投入資金で入る。見立てが合ったときほど、必ずやると自分に言い聞かせる。
このトレードは、どう入ってどう出るのか、紙に書いて見えるところに貼っておく。
何度もイタイ目に遭って、よっく学んだ。
信じるべきは、他人の見立てでは無く、自分の見立てでは無く、目の前の動きだ。
やらかしそうなときには、どう行動するか、紙に書いて見えるところに貼る。
あっちのことだから、どうせまたやらかす。転ばぬ先のなんとやらだ。
自分は詐欺師にあったらだまされるだろう。と、自覚がある人のほうが詐欺にはあわないのだそうだ。
たぶん、その手の考え方と似たようなものなのだろう。やらかすにしても、対処法ができあがっていれば、傷口は極小さくてすむのだと、(かなり)イタイ目をみて学んだ。