米中貿易戦争の早期妥結への期待が後退

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は反落した(DJIA -109.91 @25,270.83, NASDAQ -77.06 @7,356.99)。ドル円為替レートは113円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が656に対して、下落銘柄数は1,372となった。騰落レシオは73.36%。東証1部の売買代金は2兆6280億円。

TOPIX -18 @1,640
日経平均 -345円 @21,899円

米国株が反落した。トランプ米大統領が中国との貿易交渉の合意に向けた草案を作成するように指示したと報道されたが、米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長がこの報道を否定したからだ。米中貿易戦争の早期妥結への期待が後退し、自動車や電子部品などの輸出関連株を中心に売りが優勢となり、日本株全般は大きく反落した。業績拡大が期待されていたファーストリテイリングは失望売りが出て5%近く下げた。この1銘柄だけで日経平均を約100円押し下げた。

33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、その他製品(2位)、卸売り(3位)、化学(4位)、その他金融(5位)となった。


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