10月3日以来はじめて10日移動平均線を終値で回復

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +264.98 @25,380.74, NASDAQ +128.16 @7,434.06)。ドル円為替レートは113円前後の前日比円安水準での動きとなった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,495に対して、下落銘柄数は561となった。騰落レシオは77.85%。東証1部の売買代金は3兆5672億円。

TOPIX +27 @1,659
日経平均 +556円 @22,244円

トランプ米大統領が複数の閣僚に中国との貿易摩擦に歯止めをかけるための合意案の作成を指示したとの一部報道を受け、日本や中国を含むアジア株が軒並み大幅高となった。上海総合指数は一3%高、香港ハンセン指数は4%高、韓国総合指数は4%高となった。中国ビジネスの比重が大きい、コマツ、日立建機、ファナックなどが大幅高となった。日経平均のチャートを見ると9月7日安値@22,173円を終値で上抜けしてきた。10月3日以来はじめて10日移動平均線を終値で回復した。今日のところは期待先行で大きく買われたが、米中間では安全保障も含めて幅広い分野で対立を深めており、貿易分野だけそう簡単に合意に達することは難しいのではないだろうか?

33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、機械(1位)、海運(2位)、ガラス・土石(3位)、情報・通信(4位)、鉄鋼(5位)となった。

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