TOPIX +27 @1,659
日経平均 +556円 @22,244円
トランプ米大統領が複数の閣僚に中国との貿易摩擦に歯止めをかけるための合意案の作成を指示したとの一部報道を受け、日本や中国を含むアジア株が軒並み大幅高となった。上海総合指数は一3%高、香港ハンセン指数は4%高、韓国総合指数は4%高となった。中国ビジネスの比重が大きい、コマツ、日立建機、ファナックなどが大幅高となった。日経平均のチャートを見ると9月7日安値@22,173円を終値で上抜けしてきた。10月3日以来はじめて10日移動平均線を終値で回復した。今日のところは期待先行で大きく買われたが、米中間では安全保障も含めて幅広い分野で対立を深めており、貿易分野だけそう簡単に合意に達することは難しいのではないだろうか?
33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、機械(1位)、海運(2位)、ガラス・土石(3位)、情報・通信(4位)、鉄鋼(5位)となった。