上げ下げ1/2ということは、ザックリいえば勝ち負け1/2と仮定できよう。
にも、にもかかわらず、どーも負けてしまう、調子悪いなどなど、
気がつくと数学的確率では説明できない結果になることがある。
デイトレでもスイングでもいいのだが、調子の悪いときの確率を計算してみよう。おそらく、そういうときは10回トレードして9回負けている。なにをどーやっても、相場が逆に振れるという状況を仮定しよう。
1/2×9回=1/512 となる。
これだけでもいい加減にしてほしいと思っているところ、
この状態が連続して何回も続くことがある。
2回だと 1/262,144、3回だと 1/134,217,728、4回だと 1/68,719,476,736。
これはもう、そんなに外れるんなら、せめて宝くじ当たれよという状態である。
相場センスがないといってしまえば身も蓋もないのだが。
(ごくたまに、10回中9回当たるということもあるが)
対策として、これはもう、休むしかないんじゃなかろうか。
あるいは、トレード回数を減らして、1ヶ月に1回しかポジションを持たないとか。
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それに輪をかけてオモロイ現象として、
「ここぞ」という積もりでポジションを取ると、必ず負けてしまうというのもあろう。野球でいうと、チャンスで打てない4番バッターみたいに。こうなるとベンチにも残れず、じきに解雇されてしまうような状況。オイラは、その典型というしかないので、大きなポジションを張るなんてことは、到底できない。スイングトレードには向かないタイプ。
かといって、相場をやめるという選択もつまらない。
仕方がないので、競馬でいうと伊崎修五郎のように、100円馬券を1枚しか張らないというような形式にするしかない。悲しい。また、10円抜きでもするか。