異様に美味い手羽先のつけだれ

元祖SHINSHINさん
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油で揚げるのが生まれて初めてでも、うまくいく料理。
仕込みの時間がかからないのもイイ。塩・こしょう・酒でせいぜい5分。
驚いたのが、揚げた手羽先につけるタレ。美味すぎる。

醤油・酢:各大さじ2、ハチミツ:大さじ1、
ガーリックパウダー、黒こしょう:各小さじ1/2
の配合。ガーリックパウダーがないので練りチューブで代用。

小鍋にサラダ油を1cmていど入れて170℃に温め、手羽先を投入。
返しながら都合7~8分で揚がる。それくらいでちょうどキツネ色になる。
手羽先が熱いうちに、上記つけだれにつけて、食す。

このタレのうまさを因数分解すると、
①酸と砂糖の組み合わせは美味い=例:いなり寿司=酢+ハチミツ
②しょうゆとニンニクは混ぜると、味だけでなく匂いも美味い
になるかと思う。①+②の組み合わせまで美味いとは、知らなかった。

今回初めての揚げ物ということで、失敗すると嫌なので5本だけ揚げたが、もっと作るべきだったと悔やむほど美味い。

このタレの旨さを意識しているうちに、以前調理した小田真紀子レシピのしょうが焼きのタレを、この手羽先のつけだれで焼いたら美味いのではないかと思い、速攻で試してみた。「ミートマジック」という書籍に出ていた小田真紀子の指導は、肉をふっくらと焼くためのノウハウが詰まっており、
その方法を継承して、タレだけ変えてみた。

結果は、手羽先のつけだれの方が、数段美味いと思う。タマネギと豚肉が口の中で合わさったとき、黒こしょうの効いてすっきりした甘さのする大人の風味が広がってくる。この味を経験したら、まず間違いなく料理の定番つけだれローテーションとして、誰からも採用されるはずだ。



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