大きく下げたが下げ渋り感も強い

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -327.23 @25,379.45, NASDAQ -157.56 @7,485.14)。ドル円為替レートは112円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が616に対して、下落銘柄数は1,409となった。騰落レシオは101.52%。東証1部の売買代金は2兆3989億円。

TOPIX -12 @1,693
日経平均 -126円 @22,532円

中国の景気減速懸念から米国株式相場が大幅下落した。建機、精密機器、機械など中国関連銘柄の業種が目立って下げた。TOPIXも日経平均も前場寄り付き後は大きく下げて始まった。日経平均は一時445円安まで下げたが、日銀によるETF買いの思惑、株価指数先物の買い戻し、個人の押し目買いなどが増し、まもなく切り返し始めた。午前11時に中国のGDPが発表された。7~9月の中国の実質GDPは6.5%成長に減速、9年半ぶりの低水準となったが、上海株は切り返し始めた。これが日本株の下げを浅くしたが、それでも窓を空けて下げている。9月7日安値が下値目処となる下値支持線として意識されているようだ。

33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、その他製品(2位)、その他金融(3位)、不動産(4位)、石油・石炭(5位)となった。


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