TOPIX -9 @1,705
日経平均 -183円 @22,658円
米国株安に中国株安、さらに9月の貿易統計で輸出額が前年同月比で22ヶ月ぶりの減少となったことことを嫌気して、TOPIXも日経平均も下げた。日経平均は一時、200円超下げた。日経平均は23,000円の上値抵抗線に弾き返された形となった。中国の李克強首相が景気の下押し圧力の強まりを認めたと報道され、上海総合指数は約3年11ヶ月ぶりの安値まで下落した。韓国や香港など他のアジア株も下げた。
米国長期金利(10年物国債の利回り)は10月17日に再び3.2%台に上昇したため、2年債との利回り差は9月末の0.2%台半ばから、今は0.3%程度まで広がっている。日本国内でも10年債と2年債との利回り差は拡大しつつある。長短金利が拡大すると、運用収益が改善するとの期待で銀行や保険などの金融株が買われやすい。また、利回り曲線の傾きが大きくなるということは先行きインフレ期待が高まっていることを意味し、不動産株が買われやすい。
原油相場が下げたので、鉱業や石油卸の株は必然的に売られた。
下げ切ったと見ている銘柄のうち数銘柄を買い増ししています。上がると買いにくくなるのでまた少し下げてくると少しずつ拾います。
33業種中23業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、化学(3位)、機械(4位)、電気機器(5位)となった。