TOPIX +12 @1,688
日経平均 +278円 @22,549円
昨日までの約2週間で日経平均は約1800円下落した。予想PERは12.8倍まで低下していた。今回の株急落のきっかけは2月と同じ米国長期金利の高騰だったが、ロング・ショート戦略のヘッジファンドが膨らましすぎた買いポジションの残高を急いで落としたために下げがきつくなっているとの指摘もある。https://www.asset-alive.com/nikkei/fundamental.php
しかし、ここまで下げると、自律反発狙いの買いが力を増してくるので、売り方が売っても売っても下がらない。後場後半になると、売り方の買い戻しが急増して上げ幅を広げた。ファーストリテイリングとソフトバンクの2銘柄だけで日経平均を約110円押し上げた。
日経平均は上向きの250日移動平均線を回復した。昨日は「たすき線」で下落したが、今日は「たすき線」で反発した。強弱が日替わりで入れ替わる目まぐるしい展開となっているが、予想PERが12倍台であることを考えると下値余地は小さいと考えられる。
33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、不動産(2位)、鉄鋼(3位)、海運(4位)、非鉄金属(5位)となった。