資生堂は、9月に取りやめた歌舞伎などの舞台用化粧品の生産を再開するそうです。
愛用する歌舞伎俳優らから、再開を求める声が相次いでおり、関係者は胸をなで下ろしているようです。
生産再開するのは、歌舞伎や日本舞踊の化粧に使われる「粉白粉」や「紅」など5品で、価格は540~864円だそうです。
1973年から取り扱っていましたが、売り上げが限られていたため、9月に生産を終了したそうです。
ところが、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんは「みんな困ってます。なんとかならないものですかね」とブログで窮状を訴え、市川笑野さんも「伝統芸能を支える品物です!」とツイッターに投稿するなど、歌舞伎界から生産再開を求める声が高まっていたそうです。
市川笑野さんによると、歌舞伎座などを運営する松竹に資生堂から「日本の大事な伝統文化をしっかり支援させていただきたい」と生産再開の連絡があったとのことです。
儲けは度外視ということですね。
社会貢献の一つですかね。
4911:7,310円、9601:12,630円