日経平均 ; 22271.30 (-423.36)
TOPIX ; 1675.44 (-27.01)
JASDAQ指数 ; 3717.38 (-9.78)
マザーズ ; 970.77(-17.11)
東証REIT ;1742.33 (-7.60、4日続落)
日経平均は大幅反落。今日のニュースヘッドラインに出ていた消費増税の件はまだ影響していないと思いますが、ムニューシン米財務長官の円安けん制発言で円高が進み、株価も大きな下落になりました。ここで消費増税とはまたタイミング悪いですね、しばらく動きの重い相場が続くんでしょうか。
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日経平均は423円安と大幅反落、円高歩調に中国株安も重し、値下がり銘柄数1800超=15日後場
15時09分配信 モーニングスター
15日の日経平均株価は前週末比423円36銭安の2万2271円30銭と大幅反落。朝方は、売り優勢で始まった。ムニューシン米財務長官が13日、日本との物品貿易協定の交渉で、通貨安の誘導を禁じる為替条項を求める考えを表明し、不透明感が台頭。円相場が対ドルで強含むとともに下げ幅を拡大し、いったん2万2300円を割り込んだ。その後下げ渋る場面もあったが、戻りは限定され、大引け近くには一時2万2261円92銭(前週末比432円74銭安)まで下押した。後場は、日銀のETF(上場投資信託)買いが観測されたものの、円高歩調とともに中国株安が重しとなった。
東証1部の出来高は14億17万株、売買代金は2兆5945億円。騰落銘柄数は値上がり223銘柄、値下がり1852銘柄、変わらず34銘柄。
市場からは「円高が響いている。日銀のETF買いがあっても戻りは鈍く、その分が売りが出ている。ボラティリティ(価格変動率)が下がらないうちは、しばらく売りが続くだろう」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、ソフトバンク <9984> 、NTTドコモ <9437> などの情報通信株や、AGC <5201> 、東海カ <5301> などのガラス土石株が軟調。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株も売られた。キリンHD <2503> 、サントリBF <2587> などの食料品株や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株も安い。
半面、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株が堅調。空運株ではJAL <9201> が高い。
個別では、UNEXTH <9418> 、レノバ <9519> 、イオンファン <4343> 、多木化 <4025> 、IDOM <7599> などの下げが目立った。半面、ネオス <3627> 、Gunosy <6047> 、ワコム <6727> 、SKジャパン <7608> がストップ高となり、コーナン商 <7516> 、トランザク <7818> などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が下落した。
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