TOPIX +1 @1,702
日経平均 +104円 @22,695円
米国株が大幅続落したのを受けて、売りが先行し日経平均は267円安で寄り付いた。しかし、すぐに自律反発狙いの買いが急増して、切り返し始めた。結局、TOPIXも日経平均も陽線で終え、少しだけ反発した。アジア株式相場の反発や日銀によるETF買いの思惑も相場を下支えした。日経平均は前日の長大陰線に対してたすきをかけるように陽線で反発して「たすき線」となった。これで少なくとも一旦は下げ止まるだろう。
よくあるパターンが、これから少しの間だけ反発してそこから再び反落して下値を探りに行く動きである。ダブルボトムや2点底のフォーメーションが形成されると底打ちとなる。調整期間は1~2ヶ月か?この期間が相対的に安全に買い玉を仕込める、年に1,2回しかないチャンスであるが、多くの人は怖がって手が出せないだろう。だから、儲けられないのだが。もし、読みが外れて底割れしたら、全つなぎにすればよいだけのこと。必ず、どこかで下げ止まり、反発し始める。「技術」があれば、相場が上げても下げてもどちらでも波乗りできる。
33業種中16業種が上げた。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、機械(2位)、情報・通信(3位)、ガラス・土石(4位)、金属製品(5位)となった。