TOPIX -62 @1,702
日経平均 -915円 @22,591円
米国長期金利の上昇を嫌気して米国株が大幅下落(特に割高となったハイテク株)したことを受けて、精密機器や機械といった中国関連株を中心に全面安となり、TOPIXも日経平均も大幅続落した。後場では日経平均の下げ幅が一時、1000円を超えた。日経平均VIが一時27を超え、約7ヶ月ぶりの高水準となり、相場を下押しした。
米国長期金利の上昇がきっかけというところは今年2月の大幅下落の時と同じ構図である。2月の急落は調整期間が2ヶ月ほど続いたが、その期間が絶好の押し目買いのチャンスであった。上海株などアジア株も軒並み安となり、世界同時株安となった。リスクオン相場に切り替わり、安全資産とされる円が買われ、円高となった。米中貿易摩擦が激化し、また、米国金利上昇に伴い新興国から資金が流出する懸念が高まり、アジア株はこれまでも軟調に推移して来たが、米国株の急落でさらなる下げ相場となった。香港ハンセン指数は一時、1年5ヶ月ぶりの安値に落ちた。上海総合指数は2015年の自民元切り下げショック後の安値@2,638(2016年1月)を底抜けて下げた。
全つなぎしている銘柄が大きく下げたが、どこでつなぎ玉を利食い手仕舞いするか思案中。
仕込み中のA株は期待したほど下げなかったのでがっかりだが、これ以上下げなくても明日は少し買い増すかな?
33業種すべてが下げる全面安だった。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、機械(3位)、精密機器(4位)、非鉄金属(5位)となった。