2月に続きまた米国金利上昇がきっかけで株が急落

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -831.83 @25,598.74, NASDAQ -315.97 @7,422.05)。ドル円為替レートは112円台前半の前日比円高水準での動きとなった。本日の日本株全般は大幅下落した。東証1部では、上昇銘柄数が56に対して、下落銘柄数は2,050とほぼ全面安となった。騰落レシオは96.35%。東証1部の売買代金は3兆7587億円。

TOPIX -62 @1,702
日経平均 -915円 @22,591円

米国長期金利の上昇を嫌気して米国株が大幅下落(特に割高となったハイテク株)したことを受けて、精密機器や機械といった中国関連株を中心に全面安となり、TOPIXも日経平均も大幅続落した。後場では日経平均の下げ幅が一時、1000円を超えた。日経平均VIが一時27を超え、約7ヶ月ぶりの高水準となり、相場を下押しした。

米国長期金利の上昇がきっかけというところは今年2月の大幅下落の時と同じ構図である。2月の急落は調整期間が2ヶ月ほど続いたが、その期間が絶好の押し目買いのチャンスであった。上海株などアジア株も軒並み安となり、世界同時株安となった。リスクオン相場に切り替わり、安全資産とされる円が買われ、円高となった。米中貿易摩擦が激化し、また、米国金利上昇に伴い新興国から資金が流出する懸念が高まり、アジア株はこれまでも軟調に推移して来たが、米国株の急落でさらなる下げ相場となった。香港ハンセン指数は一時、1年5ヶ月ぶりの安値に落ちた。上海総合指数は2015年の自民元切り下げショック後の安値@2,638(2016年1月)を底抜けて下げた。

全つなぎしている銘柄が大きく下げたが、どこでつなぎ玉を利食い手仕舞いするか思案中。
仕込み中のA株は期待したほど下げなかったのでがっかりだが、これ以上下げなくても明日は少し買い増すかな?

33業種すべてが下げる全面安だった。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、機械(3位)、精密機器(4位)、非鉄金属(5位)となった。

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