米国株の反落と円高⇒日本株下げ

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅反落した(DJIA -200.91 @26,627.48, NASDAQ -145.58 @7,879.51)。ドル円為替レートは113円台後半の前日比円高水準での動きとなった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が536に対して、下落銘柄数は1,506となった。騰落レシオは103.89%。東証1部の売買代金は2兆7768億円。

TOPIX -9 @1,793
日経平均 -192円 @23,784円

米国長期金利が一時3.23%まで上昇したことを嫌気した米国株の反落と前日比円高の動きを受けて、TOPIXも日経平均も続落した。3連休を控えているので、利益確定売りが多く出た。前場では、日経平均の下げ幅は240円を超える場面もあったが、やや切り返して十字線となった。今日で下方新値3本。後2本くらいの調整余地はあるか?日米の長期金利が高くなっているので、業績改善が見込まれる銀行や保険などの金融株は昨日に続き買われた。

今年2月も米国長期金利が急上昇したとき、株価が急落した。当時と似ている部分もあるが、大きな違いは為替レートの動きだ。2月はリスク回避のための円高・ドル安が進んだが、今回は1ドル=114円近辺の円安水準でとどまっている。米国の景気は強い。10月3日発表の9月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は好評開始以来の最高値を更新した。

33業種中上げたのは8業種のみ。上昇率トップは、銀行(1位)、その他金融(2位)、証券(3位)、電気・ガス(4位)、保険(5位)となった。

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