日経平均、24,000円台回復に向けて

優利加さん
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昨日の米国株式相場は下げた(DJIA -181.45 @26,562.05, NASDAQ +6.29 @7,993.25)。 ドル円為替レートは112円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,777に対して、下落銘柄数は291となった。騰落レシオは129.58%になり、やや過熱感が出てきた。東証1部の売買代金は3兆3881億円。

TOPIX +18 @1,822
日経平均 +70円 @23,940円

TOPIXも日経平均も小幅続伸した。3月期決算企業の中間配当などの権利付き最終売買日だったため、再配当を目的とした先回り的な買いが入った。さらに、円相場が一時、1ドル=113円ちょうど付近まで円安となったことも相場を下支えした。ただ、日米首脳会談やFOMCといった重要イベントが控えているため、様子見を決め込む投資家も多かったはずである。今は勢いがあるので、日経平均の24,000円回復に向けてもう一段上げそうに見えるが、さてどう動くか?

日経平均で見て、7日間で1,300円を超える上昇となった。この上昇の主役は日本株の売買代金の約7割を占める外国人投資家である。外国人投資家は、9月第2週までは累計4.7兆円近く売り越した。しかし、9月第3週には大幅に買い越しに転じたようである。その要因の一つは、日本の政治的安定感であり、安倍晋三首相の3選を高く評価しているのだろう。

33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、金属製品(1位)、化学(2位)、空運(3位)、電気・ガス(4位)、陸運(5位)となった。

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