日経平均、24,000円台回復まで後少し

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +251.22 @26,656.98, NASDAQ +78.19 @8,028.23)。ドル円為替レートは112円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,591に対して、下落銘柄数は456となった。騰落レシオは126.97%となり、この指標で見る限りやや加熱気味となってきた。しかし、過去には150%台まで上げたこともある。東証1部の売買代金は3兆9626億円と大きく膨らんだ。

TOPIX +16 @1,804
日経平均 +195円 @23,870円


米ダウ工業株30種平均が約8ヶ月ぶりに過去最高値を更新したことを好感して、TOPIXも日経平均も上げた。また、円相場が1ドル=112円台後半の円安水準に動いたこと、上海総合指数などアジア株も堅調な動きを見せたことも相場を押し上げた。日経平均は一時、目標値とみなされている24,000円に後わずかなところまで上げた。米長期金利の上昇を受けて、利ざや改善が期待される保険や銀行など金融株の上げが目立った。ただ、来週開催される日米閣僚級貿易協議(FFR)や日米首脳会談の推移が気になり、上値追いを抑えた。

財務省が9月21日に発表した対外及び体内証券売買契約などの状況で、海外投資家は9月9日~15日に日本株を1兆4817億円売り越した。証券取引所以外を通じた売買も含まれている。もし、日経平均が近日中に24,000円台を回復するような展開になれば、買い戻し圧力が高まり、さらに上げに拍車が掛かるか?

33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、海運(2位)、保険(3位)、鉄鋼(4位)、非鉄金属(5位)となった。

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