TOPIX +8 @1,740
日経平均 +35円 @22,848円
米ダウ工業株30種平均は半年ぶりの高値を付け、ナスダック総合指数やS&P500種株価平均は連日で最高値を更新した。これを受けて、TOPIXも日経平均も続伸して始まった。日経平均はザラ場では150円ほど上げたが、上値抵抗線である23,000円を手間に伸び悩んだ。ローソク足を見ると、長めの上ひげを引いた単陽線の「トンカチ」で終え、上値での売り圧力が大きいことを示している。昨日の「出会い線」に続き、本日は「トンカチ」となり、23,000円の壁は簡単には突破できないことを印象づけた。それでも終値では小幅高となり、7日続伸となった。
米中間選挙の予備選挙が9月12日に終了する。それ以降はトランプ大統領の不規則発言が減るのではないかと市場は推測している。もし、そうなれば9月下旬には日本株全体は上昇する可能性が高くなる。さらに、もし、自民党総裁選(9月20日)で安倍首相が再選されれば、株価上昇に弾みが付きそうだが、さて、どうなるか?
33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、非鉄金属(2位)、銀行(3位)、その他金融(4位)、精密機器(5位)となった。