閣僚級の日米貿易協議FFRを控えて様子見が主流

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -45.16 @25,583.75, NASDAQ +4.66 @7,888.33)。ドル円為替レートは110円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が849に対して、下落銘柄数は1,157となった。騰落レシオは109.08%。東証1部の売買代金は2兆1833億円。

TOPIX -5 @1,740
日経平均 -46円 @22,598円

TOPIXも日経平均も小幅安となった。決算発表が相次いでおり、大幅増益や過去最高益の更新も目立つが、買いはすぐに途切れ、相場全体を押し上げるには至らない。米ダウ工業株30種平均が反落し、6月の機械受注統計は市場予想を下回った。他方、上海株が上昇したことで日本株の下げを緩和した。8月9日から始まる閣僚級の日米貿易協議FFRを控えて様子見が主流となった。日本よりもいち早く協議を始めた欧州連合EUは自動車分野の結論を先送りにしたことで、日米のFFRでも自動車は対象外になると期待されている。それだけに、期待が外れた場合は反動が大きくなるだろう。

33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、建設(2位)、非鉄金属(3位)、輸送用機器(4位)、鉱業(5位)となった。

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