TOPIX -18 @1,752
日経平均 -234円 @22,513円
上海総合指数をはじめとするアジア株全般の下落と円高を受けて、TOPIXも日経平均も下げた。米トランプ大統領が中国への制裁関税の第3弾として2000億ドル分に25%(従来は10%の予定だった)の追加関税を課す方針を示した。これが発動されれば、合計で中国からの輸入分の約半分が制裁の対象となる。米中貿易戦争の激化と懸念して、上海総合指数もハンセン指数も急落した。
長期金利の上昇を受け、前場は銀行株や保険株が買われた。しかし、後場になると日銀が国債買い入れオペの実施を通知すると長期金利の上昇幅が縮小し、金融株は利益確定売りに押された。
33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、海運(2位)、鉱業(3位)、石油・石炭(4位)、鉄鋼(5位)となった。