米国、中国からの総輸入の半分に制裁関税を課す

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -81.37 @25,333.82, NASDAQ +35.50 @7,707.29)。ドル円為替レートは111円台半ばの前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が509に対して、下落銘柄数は1,509となった。騰落レシオは102.56%。東証1部の売買代金は2兆7678億円。

TOPIX -18 @1,752
日経平均 -234円 @22,513円

上海総合指数をはじめとするアジア株全般の下落と円高を受けて、TOPIXも日経平均も下げた。米トランプ大統領が中国への制裁関税の第3弾として2000億ドル分に25%(従来は10%の予定だった)の追加関税を課す方針を示した。これが発動されれば、合計で中国からの輸入分の約半分が制裁の対象となる。米中貿易戦争の激化と懸念して、上海総合指数もハンセン指数も急落した。

長期金利の上昇を受け、前場は銀行株や保険株が買われた。しかし、後場になると日銀が国債買い入れオペの実施を通知すると長期金利の上昇幅が縮小し、金融株は利益確定売りに押された。

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、海運(2位)、鉱業(3位)、石油・石炭(4位)、鉄鋼(5位)となった。

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