平時型だから

唯我さん
唯我さん
2018.07.28

 関西地方では、今夜、バケモノの子っていうアニメをやる。
 あっちは、PCの前に座ったとき、よく見える位置にバケモノの子に出てくる「熊徹」「猪王山」というキャラクターを貼ってある。
 おまえは、どっちだ? って自分に問うためだ。
 
 あっちには、熊徹は、有事の人材にみえる。そして、猪王山は、平時の人材だ。

 有事のリーダーは、突発事故に強い。最悪の環境下で、とんでもない突破口をみつけ、状況をひっくり返す。
 そのぶん、その思考回路も、行動も、一般時には理解しがたい。だからこそ、前例が無い有事に活躍するのであって、一般人に理解できる程度なら、平時のリーダー+αだ。
 よって平時には ・・・お願い、やめて をやらかしまくる。

 有事と平時では、平時の方が圧倒的に長い。
 有事のリーダーこそ真のリーダーだと言う人がいるが、いやいやそれはないわ~ と、あっちなんかは思うのだ。
 もし本当にそうなら、「有事のリーダー、平時のお荷物」という言葉は生まれない。

 あっちは昔、自分は有事型なのか、平時型なのかを本気で考えたときがあった。
 自分は有事型だと、勘違いしていた時期もあった。
 今ではわかるのだ。あっちは、(有事型の人間と比べると)しごくまっとうな常識人である。つまり平時型であるって。

 あっちは、自分が平時型の人間であると知っている。だから、突発的出来事に強くないってことも、わかっている。
 だから、起こりそうな突発的出来事をなるべく想定して、最悪の場合どうするのか決めてある。
 トレードのハナシだ。
 たぶんこれが、思いつきで、カンで、トレードしない一番の理由ではないかと思う。

 
 
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