ミネベアミツミとリコーは、ベッドの足に伝わる微少なひずみを検知して寝ている人の状態を把握するセンサーシステムを発売するそうです。
介護事業所や高齢者施設で人手が少ない夜間に活用すれば、職員が確認に出向く手間を減らせるようです。
機械部品と事務機器の業界大手同士が手を組み、深刻化する人手不足解消の一翼を担えそうです。
「リコー みまもりベッドセンサーシステム」を30日に発売するそうです。
ミネベアミツミがセンサー部分を開発し、リコーが展開するもので、15センチメートル四方ほどの大きさの荷重センサー4台を使い、ベッドを支えるキャスターの下に1台ずつ敷いて使うそうです。
ベッドに寝ている人の体重や「安静にしている」「端に座っている」といった状態も簡単なアイコンで一覧できるそうです。
利用者がベッド上で寝返って端に動くなどの動きを見せた場合は、無線でPHSやパソコンのアラームを鳴らすなどして知らせて事故を防ぎ、ベッドからの転落や立ち上がる際の転倒防止に活用できるそうです。
価格は、センサーや計測データを蓄積する機械の料金などで20万円(税別)で、職員が施設外で利用者の状況を把握したり、利用者の家族が利用者の状況を把握したりするためのクラウドの利用料金が別途かかるそうです。
2019年度に1000システムの販売を目指すとのことです。
介護にうまく活用できるといいですね。
6479:1,979円、7752:1,045円