窓際リーマンさんのブログ

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2018年7月17日~7月18日 パウエル議長の議会証言要旨

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〇金融政策に関すること
・バランスシートの正常化には3~4年を要すると予想。
・漸進的な利上げの継続が必要。
・現時点では金融バブルはみられない。
・米財政政策は持続不可能な軌道に乗っている。
・先行き、インフレ率を巡るリスクはおおむね均衡している。
・FOMCはインフレ率の鈍化を多少ながら一段と懸念している。
・一部の資産価値は高い。
・超過準備金利(IOER)の支払いは政策実施上重要な役割。
・ストレステストの要件緩和の意向は断じてない。

〇財政などに関すること
・開放的な通商政策を推進する国の所得水準や生産性が高いことは明白。
・米企業の情報筋からは米通商政策を巡る懸念が高まっている。貿易協議の結果予想は困難。
・保護主義色の濃い経済の競争力や生産性は低い。
・関税措置がはらむリスクは企業による投資延期。
・中国の貿易制度が「われわれが望む」ほど開放されていないことは非常に明白だ。
・中国の貿易体制の問題を解決することは適切。
・米国と世界の関税を引き下げるために短期的な対価を支払うことは価値があるかもしれない。
・自由貿易が好ましい。我々は関税障壁は望んでいない。
・EUは米国の敵ではない。

〇景気に関すること
・失業率は低く、更に低下も予想している。
・賃金の伸びは急速はインフレを引き起こさない。
・減税と財政拡大が経済の拡大を支援している。
貿易問題への懸念が賃金の伸びを抑制する可能性も。

 関税に関することを懸念しているのが印象に残る。貿易協議の結果どうなるのかFRB議長がわからないのだから自分がわかるはずがない。(~_~;)
う~ん、関税の影響→賃金に波及→金利に影響→債券市場に影響??関税が高くなると雇用とか賃金とか物価に影響がどれくらい出るのか。
 今後は雇用統計の賃金の伸び、金利、債券とインフレ率等よく観察していこう。この発言の後にトランプ大統領のFRBへの異例の金利上昇批判があった。為替の影響は一時的だったが原因はわからないが現在はドル円が円高ドル安に振れている。米国債の利回りはあまり影響を受けていないようにみえる。
 昨日まで原油価格が70ドルを超えていたが今朝になって確認してみるとまた70ドル割れ。よくわからないけどガソリン高いので勘弁。(>_<)
天然ガスも下がっている。少しだけ反発してる。金、プラチナ、銀、銅は今のところ下げ続けている。とうもろこし、大豆は関税絡みの騒動で価格が下落してる。外食費安くなるかな?小麦はそれほどではないけれど下がってる。相場絡みで何か日用品が安くなってくれると嬉しい。(^^♪
 しかし、アメリカ人はこんなに中国関連製品に関税かけられて生活費とか大丈夫なんだろうか?

2018年2月28日 パウエル議長の議会証言要旨


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